熟年離婚に発展する人

結婚相談所で年配の相談者を見かけることが多いです。配偶者の方と死別された方や、残念ながら離婚せざるおえない方。そしてそういう出会いにめぐりあえなかった方々と理由は様々でしょう。人は年を重ねていくと色々な経験をして知識も増えていきますが、知識が増える分これからの老後を考えるとさみしさも募ります。そんな時隣に誰かいてくれたらいいな、一緒に年を重ねる相手が欲しいなと考えます。

では、離婚し相談所に来る方なぜ別れるのでしょうか。子育ても一通り終わり、後は夫婦ゆっくり過ごすだけだと思いますが。例えば夫が定年退職をむかえ家にいることが多くなり、そんな夫と共に過ごす時間が耐えられなくなるとか、よく聞く話です。何が耐えられないのでしょうか。きっと夫が仕事をしている間自宅は妻の一番ほっとできる癒しの空間だったのでしょう。誰からも指図されることもなく、自分の感覚で生活することのできる妻の自遊空間だったのでしょう。そんな空間が定年退職をむかえた夫と暮らしていく中で崩れ去ったということでしょう。妻はゆっくり時間を過ごしたいのに、やれお茶をもってこい、朝昼晩時間ピッタリに食事を準備しろなどと、まるで使用人のように妻を使う夫。そして今まで仕事に出ていたため気付かなかった妻の行動の一部始終に口を出し始めるなどといろんなことが出てくる中、きっと妻の心がプツリと切れてしまうのでしょう。仕事だと帰宅すれば解放されますが、家庭の中に逃げ場はありません。そういう諸事情で別れを選ぶ熟年の方は後を絶たないのでしょう。私はそう思えてなりません。

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